浮気の悩み
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【実録】GPSで浮気の証拠を掴んだ男

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浮気調査にはGPS発信機を使った方法がいいと、当サイト内で何度かオススメしてきました。探偵に浮気調査を依頼するときの半額以下の費用で済みますし、なにより自分自身の目で確かめられることから、GPSの需要は高まっていると言えます。

縁あって、実際にGPS発信機を使って浮気を突き止めた方に話を伺えましたので、その内容をまとめていきます。

きっかけは些細なことでした

――そう言って語り始めるA氏。

彼はとある保険会社に勤めている、どこにでもいそうなごく普通の会社員だ。裕福でこそなかったが、2人の子どもに恵まれ、2歳年下の奥さんと4人で幸せな生活を送っていたという。

A氏がある変化に気付いたのは、冬に差し掛かる頃だった。

「妻が少し綺麗になった気がしたんです。」

その日、A氏は休日だった。子供は2人とも進学に向けて塾に通わせているため、家には奥さんと2人きり。特にすることもなく、リビングでテレビを見ながらくつろいでいるとき、買い物に行くと言って通り過ぎた奥さんの姿が普段より良く見えたという。

思い返してみると見覚えのない服だったし、買い物に行くような時間でもなかった、とA氏。どうやらこの時点では、浮気だなんて考えてもしなかったようだ。結婚して十数年、仲睦まじく暮らしてきたのだから無理もない。

 怪しいと思ったきっかけは

それから数カ月後のこと。年も開け、受験シーズンに入った子どもたちは食事もそこそこに勉強に精を出していた。とはいっても、受験を控えているのは医療系の専門学校を目指す上の娘さんで、下の息子さんはただのテスト勉強だ。

その娘さんから、A氏はある話を聞いた。娘さんが奥さんと2人でショッピングモールを歩いている時、見知らぬ男に出会ったこと。そしてその男は奥さんのほうと面識があるようだったこと。地元のショッピングモールならそう珍しいことでもないように見受けられるが、問題はその後だった。

驚くことに、娘さんは適当にお店を見て回るようにと奥さんに言われ、奥さんと見知らぬ男はその場を後にしたのだ。不審に思った娘さんは、このことをA氏に話すことにしたのだそうだ。

「後から聞いた話ですが、妻はこのとき男からプレゼントを貰っていたようです。」

そう言って一息つくA氏。この話を聞いたときの彼の心情はいったいどれほどだっただろう。少なくとも穏やかではなかったはずだ。

意を決して調査に踏み切る

A氏以上に心配していたのが、その場にいたA氏の娘さんだ。生まれてから約18年間、手塩にかけて育ててくれた母親が浮気しているかもしれないと思えば気が気ではないだろう。

それから幾度となく、A氏は娘さんの話を聞いたそうだ。実の母だからそのようなことは無いと信じたい。でも、もしものことがあったら今までのように暮らせないかもしれない。娘さんはときに涙を見せながら、A氏に訴えたという。

「娘のためにも、真実を確かめようと思いました。」

娘さんは受験も控えていて、大変な時期であることはA氏もわかっていたでしょう。だからこそ、A氏は自分がなんとかしなくてはと行動に移したのです。これは夫である自分の責務だと、そう決意して――。

まず行ったのは「探す」こと

それからA氏は、浮気に繋がりそうな証拠を探すことにした。奥さんを直接問い詰めることはしなかったのかと訊くと、自分も妻を信用したいから決定的な証拠を見つけるまではと考えていたそうだ。

――確かにそれは正しい判断である。確証もなしに問い詰めればはぐらかされて終わるか、口論になり返って状況を悪化させることになりかねない。もし本当に浮気していても、そのことで警戒し浮気の証拠は水の底だろう。

証拠を探すのと同時に、A氏は方法も探していた。インターネットで浮気を確かめる方法を調べ、妻に悟られない方法として最後に残ったのが、GPS発信機を使う方法だったそうだ。

以前より注意深くなっていたのか、A氏は妻の不審な言動にも気が付くようになっていた。そんなときふと頭をよぎったのが、以前奥さんが綺麗に見えたときのことである。そう、そのときこそ、買い物に行くと言って出かけた妻がまさに浮気をしていたのではないか、A氏はそう考えた。

いよいよ現場へ

車にGPS発信機を取り付けてからおよそ半月。ついに怪しい動きが見られた。なんと郊外にあるラブホテル付近で、車が停止したのである。慌てて現場に向かおうとするA氏だが、そのときになって初めて奥さんが車を使っていることに気が付いた。

「仕方なく、友人に駆けつけてもらうことにしました。」

A氏はそう言って、間抜けな話ですよねと付け加えた。ネット上で情報収集したときに、車が必要になることはわかっていたはずなのにと。

A氏は友人(仮にB氏としよう)と合流し、すぐに現場に向かった。B氏が事のいきさつを知ったのはその道中だった。

現場に到着したA氏は、すぐに奥さんの車を発見した。それからB氏と一緒に車内で待ち伏せすることになった。

待ってる間はとても長く感じた、とA氏。当然だ。20年間寄り添ってきた大切な奥さんの浮気現場をいざ目撃するとなれば、彼の心境を一言で言い表すのは到底不可能というものだろう。

その長い時間がついに終わりを告げた。ホテルから出てくる見知らぬ男、そしてそのすぐ隣。――A氏の奥さんの姿がそこにあった。

 

決定的な場面を目の当たりにしたA氏は、自分でも意外なほど冷静だったという。A氏は車に乗り込もうとする2人を静かに呼び止めた。B氏はその後ろでその様子を見守っている。

まずA氏の奥さんが、慌てふためいていろいろと言葉を並べるが、動転しているのか支離滅裂で何を言っているのかわからない。すぐに状況を察したのか、相手の男はA氏に対して何度も謝罪の言葉を口にした。

場所を変えよう、と提案したのはB氏だった。4人は近くのファミレスに入ることになった。そして、両親を呼んだほうがいいと各々に提案したのもB氏だった。

程なくしてA氏の母、A氏の奥さんの両親、相手の男の父が合流し、昼下がりのファミレスは計8人の異様な光景に包まれた。

事態の終結

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A氏は母親から別れるよう助言されたが、結局そうはならなかった。以前のようにとまではいかなくても、なんとかやっていけてるという。その後、浮気相手の男とその家族から慰謝料が支払われた。A氏の奥さんも反省し、二度と同じ過ちは繰り返さないと誓ったそうだ。

「別れなかったのは、やっぱり子どもたちに辛い思いをさせたくなかったからですかね。――なにより私自身、妻が大切ですから。」

その時のことを思い出すと、今でも胸が痛む。そう話したA氏だったが、その表情はどこか吹っ切れたような前向きな面持ちだった。

この結果が最善かどうかはわからないが、事を荒立てずに迅速に解決できたのはいち早く異変に気づいたA氏の娘さん、そしてB氏の存在あってのことだろう。

「2人には感謝の気持ちでいっぱいです。」

A氏はそう締めくくった。

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